
コンクリートの主要原料はセメントですが、石灰石を燃焼させて精製するため、二酸化炭素を大量の排出することになります。
それ故、地球温暖化対策の視点から重要な課題となっており、コンクリートメーカーでは、環境配慮型生コンの製品の開発が課せられています。
その一環として開発されたのが、メビウスクリートで、セメントに代替可能材料のスラグが使用されています。
スラグとは製鉄所の高炉から発生するもので、これを微粉末にすることで、セメントとの置換率45パーセント以上のレデイミクストコンクリートとして使用することが可能になります。
また、プレミックスセメントでは、高炉スラグ微粉末の混入比率を55パーセント以上にして、よりセメントの使用量を抑える製品になっています。